JR内房線五井駅を最寄りとする「イトーヨーカドー市原店」について、来年5月で閉店する方針であることがわかりました。
以下、該当記事からの引用です。
経営不振で来春閉店 市、影響大と撤回要求へ ヨーカドー市原店どうやら当ブログでもすでにお伝えしたヨーカドー30店舗閉鎖のひとつにこの市原店が含まれていたようですが、ここではかつて専門店街に存在した「新星堂」で管理人が初めて自分の小遣いでレコードを買った思い出があったりと、昔から何度も訪れている商業施設なだけに、閉店はとても寂しい限りです。
JR五井駅西口のスーパー「イトーヨーカドー市原店」(市原市五井中央西)が経営悪化を理由に来年5月で閉店することが6日、分かった。運営するイトーヨーカ堂(本社・東京都)が市などへ通告した。周辺商業や市民生活に与える影響が大きいため、市は撤回を求めていく考え。一方、同社が同駅反対口の区画整理事業地内で進める大型開発も、開業のめどは立っていない。この開発事業者の選定時に同社は市原店の存続を条件として提示しており、開業遅延に続く閉店という“公約違反”に、今後は議会などの反発が予想される。
閉店の意向はイ社役員が5日、同市役所と市原商工会議所(宍倉健一郎会頭)を訪れ文書で通告した。
同店は1976年に旧市原市役所跡地に開店し、今年で33年。建物は住友不動産(本社・東京都)所有。一時は全国トップクラスの売り上げを誇った市の顔も、競合店出店で営業不振に陥り、売り上げはピークの約3割に落ち込み、10年連続で赤字を計上している。
同社は駅東口で大型開発を進めているが、こちらも世界同時不況の影響で当初予定の来春開業は絶望的。市原店撤退は、この開発が計画された時点でも浮上したが、同社は事業者選定のプロポーザルで市原店継続を示唆。これが選定に有利に働いており、開業遅延に続く“公約違反”には、プロポーザルの意義を含めて今後議論を呼びそうだ。なお、今回の回答でイ社は同開発の今後について言及しなかった。
撤退が五井駅周辺商業に与える影響は大きそうだ。西口では2月、ヨーカドーとともに集客を誇った大型家電店「ラオックス市原店」が40年の歴史に幕を下ろしたばかりで、現在も空き店舗のまま。頼みの綱の撤退は、さらに追い打ちをかけるものだ。
こうした状況を憂慮し、市と同商議所は週明け9日にもイ社に対し、文書で閉店の撤回を要望するという。
西口を含め同駅周辺の活性化を目指すいちはらTMOの斎藤文宏代表は「まさに激震。駅商業の核であり、五井地区全体の大きな地盤沈下」と表現。また「市原店存続は(開発の)前提条件と思っていたのでショック。紳士協定だからペナルティーは取れないが…。存続に向けた取り組みに期待したい」と複雑な表情だった。
姉崎店は当面継続へなお市原店が撤退すれば、市内イトーヨーカドー店舗では八幡宿店(1983年開店、2005年閉店)以来となる。残る姉崎店(同市姉崎、1980年開店)について、イ社は当面存続する方針を同市側に示したという。
そもそも五井駅東口の「アリオ市原」が開業すれば閉店になることは予想していたものの、それを待たずこんなにも早い時期に撤退が決定されるとは意外なことです。また、10年連続の赤字経営という事実も知りませんでしたが、隣接する「ラオックス市原店」の撤退に続き、ヨーカドーまでもが消えてしまうと五井駅周辺の空洞化は必須であり、せめてアリオが開業するまでは営業を継続してもらいたいものです。
しかし、そのアリオもヨーカ堂単独では開業が困難になったとのコメントを当ブログでもいただいたように、まったく目途が立っていない状況です。個人的にはすでに直線距離で8キロ程度しか離れていない蘇我に大きなアリオがあるだけに、市原ではそんなに無理してまで大規模なSCを造る必要は感じられず、現行の市原店をリニューアルさせるか、あるいはアリオの建設予定地にそんなに大きすぎないヨーカドーを新たにオープンさせればいいのではないかと思いますが・・・
なお、記事中にもあるように「イトーヨーカドー姉崎店」の営業は存続するようですが、「当面」ということはやはりいずれ閉鎖したい考えを持っていることが伺えるところです。
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