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2021年01月05日

2020年末の紅白について





昨年の大晦日に放送された「第71回NHK紅白歌合戦」を最初から終わりまで見ました。
今回はコロナの感染が拡大を続ける中で無観客という特別な紅白になったわけですが、休止とすることなく、しかも一部を除き生放送でよく開催できたものだと思います。
きっと関係者の苦労も相当なものだったことでしょう。
個人的に無観客ということにはとくに違和感等なく、従来の紅白とあまり変わりないという印象でした。
また、感染拡大によるステイホームの影響もあってか後半の視聴率が2年ぶりに40%を超え、無駄な演出を省いたことや、紅組二階堂ふみさんの的確な司会進行などにより、一般の評価も例年より高いように感じられます。

管理人も前回2019年の紅白よりかはよかったという印象ですが、疑問に感じざるを得ない面もいくつかありました。
まず紅組トップバッターのFoorinですが、ヒットしたのは2019年のはずなのに今回もまた出てきて、しかも同じパプリカを歌うとは・・・
NHKの2020応援ソングということもあったようですが、個人的に楽曲面などで何がいいのかよくわからないものを2年連続で視聴することになるとは思いませんでした。
また、似たり寄ったりの坂道グループを3組も出場させる意味があったのかと思えてなりません。
強いて言えば乃木坂46が歌った「Route 246」という楽曲が小室哲哉氏の作曲によるもので、いかにも小室サウンドといった感じのとても耳慣れた曲調で悪くはありませんでしたが、まるで乃木坂46がTRFあたりの曲を歌っているというような印象を受けたことも確かです。
さらにもっとひどかったのがジャニーズで、紅白出場の当日をもって活動を休止した嵐が出場するのは頷けるものの、それ以外はこちらもまた似たり寄ったりという感じで、とにかく出場組の多さには呆れ果ててしまいました。
そのうえ坂道グループにしてもジャニーズにしても、ほとんど口パクだったという話もあったり・・・
まぁ今回に限ったことではなく、しかもグループほど口パクの確率が高くなるような気もするところですが、個人的には歌合戦みたいな番組で口パクなのはとんでもないという印象で、下手でも歌詞を間違えてもいいので生歌でいってほしいと思えてなりません。

あと全般的には感動させられる楽曲といえばYMOを彷彿とさせられるPerfumeや、また2019年までの感想と同じく演歌も含めた昔の曲しかなかったということになります。
2020年に大ヒットしたとされる香水という作品も、個人的にはこの紅白で初めて耳にしたのですが、楽曲的にはとくにどうということはなく、あくまでも歌詞で聴かせるような曲だと感じました。
普段昭和時代を中心とした昔の音楽しか聴いていない管理人としては、それ以外にも実は紅白で初めて耳にする曲というのがとても多いのですが、やはり残念ながら心に残るような作品はなかったというのが正直なところです。

ただし今回の場合はそれだけでは終わりません。
後半の紅組におけるYOASOBIや東京事変あたりの楽曲には、感動こそ覚えなかったものの、ちょっとした衝撃を受けました。
それは旋律やリズムが非常に複雑だと感じたからです。
とくに東京事変の「うるうるうるう」はジャズ風のアレンジにかなり難解な旋律を組み合わせたもので、気でも狂ったのではないかというような楽曲でした。
これほどの音楽を創作したり演奏したり歌ったりできるというのはかなり高度なことだと思えるだけに、その点には心から感心させられます。
それに、大昔から数えきれないほど多くの音楽が世の中に出回っており、音階の組み合わせが限界に達していそうな状況にある中、YOASOBIや東京事変のような曲であれば過去のどの作品にも似ることはまずないといえるでしょう。

淋しいことではありますが、もはや管理人が聴いて感動させられるような曲調の音楽の時代ではないということを痛感させられた次第です。
それぞれの時代によって流行りの曲調が変化するというのも当然なので、それはそれで仕方のないことでもあるでしょう。
また、そもそも管理人が感動する曲調というのは、あくまでも個人的な感じ方であって、皆が皆同じ曲で感動するとは限らないわけですが・・・
とはいえ最近は昔のようにヒット曲がなかなか出てこなくなっていたり、昭和歌謡を好んで聴く若者が増えているという話もあることを考えると、管理人と同じ考えの人が相当数いそうな気もするところです。
今の複雑で難解すぎるポップスというのは、おいそれと口ずさんだりすぐに覚えたりできず、誰もがカラオケで気軽に歌うというわけにもいかないでしょう。
その一方で旋律もリズムも歌詞もシンプルで覚えやすい曲が多かった昭和歌謡であれば、心がすんなりと受け入れて親しみも持てるというものだと思います。
広く一般受けしやすい昭和歌謡に対し、複雑すぎることで一部にしか支持されない、もっといえばアーティスト側の自己満足でしかないのが現在の音楽だと思えてなりません。
とにかく今回の紅白により今の時代に昭和の頃のような曲調の音楽を望むのは難しいことをよく理解したわけですが、最近のポップスにどうしても馴染むことができない管理人のような人は、引き続き昔の感動できる音楽を繰り返し聴き続けていくしかないでしょう。

最後に、2020年は昭和時代を中心に多くの名曲を残した作曲家の方々が3名も亡くなられた年でもありました。
6月11日に服部克久さん、10月7日に筒美京平さん、そして年末の12月20日に中村泰士さんとなりますが、いずれも管理人を感動させてくれる音楽を作った方々ばかりなので、非常に残念かつ淋しい気持ちで一杯です。
紅白では郷ひろみさんによって筒美さんのメドレーが歌われましたが、年末に亡くなられた中村さんは難しかったかもしれないながら、服部さんも含めてもっと大きく取り上げて欲しかったと思えてなりません。
また、その3人の方々が旅立たれた年の紅白で昭和歌謡とは大きくかけ離れてしまった現在の音楽を耳にしたことで、作曲家の世代交代といったものも強く感じさせられた次第です。
posted by SS at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | エンタメ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする