
新型コロナウイルスによる感染拡大がとどまらず、今月7日にはついに緊急事態宣言が発令されるまでに至りました。
平日はほとんど家から出ずに仕事をしている管理人も、週末は買い物等のために外出しなければなりません。
従って不要不急の外出の自粛要請が出されて以降も毎週末になると出かけていたのですが、その際に管理人が見たり感じたりしたSCの状況について簡単に述べてみたいと思います。
まず3月の下旬に入ったばかりの週末には例の東武野田線急行に乗りに行ったついでに柏の街へ行きました。
この時点ではまだ電車や街中がいつもより空いていたりという影響はあまりなかったと思います。
また「船橋東武」や「柏高島屋」といった百貨店が営業時間を短縮してはいたものの、休業している店舗はありませんでした。
3月最後の週末には久しぶりに「ゆみ〜る鎌取」のほか千葉の街を訪れたのですが、この頃になると電車は全般的にガラガラの状態に。
ただSCについては「千葉そごう」が営業時間の短縮を行っていた以外は、とくに影響を感じることはありませんでした。
4月に入って最初の週末には、あまり電車に長く乗らなくて済む船橋と津田沼の街へ行きました。
船橋では「東武百貨店」が地下の食品売場を除き「ビックカメラ」も含めて休業状態。
仕方ないので「ヨーカドー」に行ったのですが、東武休業の影響もあってか予想していたよりも来店客が多い印象を受けたものです。
とくに「ダイソー」のレジ待ちで長蛇の列ができており、密集を避けなければならないのに大丈夫なのかという気がして、管理人自身は買い物をするのを避けました。
まさに管理人がこの船橋のヨーカドーを訪れた翌日に地下総菜売場の店員がコロナに感染していたことが判明したという報道があり、管理人はたまたま地下には行かなかったのと、その当日は感染した店員が休みでいなかったようですが、コロナがかなり身近に迫ってきたものだと感じたことは確かです。
津田沼では「パルコ」が地下を除いて休業していたものの、「ロハル」は通常営業だったほか、「モリシア」は営業時間が短縮されながら全館が営業されていました。
モリシア地下の「ダイエー」ではカップ麺やパスタ類といった商品棚がスカスカの状態となっており、その状況からするとまだまだ買い占めが行われているということなのでしょう。

ロハルの「ダイソー」は閉店時間が短縮されることもなく午後9時まで営業されており、しかも空いている状態だったので生活雑貨等の買い物をしたのですが、船橋ヨーカドーのダイソーで並んでまで買い物をしなくて正解だったとつくづく思ったものです。
品揃えに関しても津田沼のほうが上という印象で、2月頃よりどこのダイソーに行っても品切れで入手することができなかった複数の商品をようやく買うことができ助かりました。
電車は引き続きかなり空いており、通常だと座席がほとんど埋まるぐらいの乗車率のバスも、管理人のほか3人程度だったと思います。
それから数日後の平日に今度はバイクで稲毛長沼の「ワンズモール」を訪れてみたところ、一部店舗の営業時間が変更されてはいたものの、緊急事態宣言の発令後にもかかわらず全館が営業されていました。
「ロピア」で食品の買い物をしたところ、平時に比べ空いているような印象ではあったものの、半額など割引された弁当総菜類に群がる人々が・・・
いくら安いからとはいえ危険すぎるとしか言いようがありません。
あとレストラン街で営業されていた「武夷菜館」と「ARUMADO Cafe」が閉店になっていました。
そのうち中華料理の武夷菜館については、管理人がワンズモール内で唯一利用していた飲食店で、横浜中華街並みの料理を安価な値段で味わうことのできるお気に入りの店だっただけに、残念でなりません。
まさかコロナの影響ということはないと思いますが・・・
そして緊急事態宣言が出されてから初となった先週末は、さすがに外出を控えようかとも思ったのですが、どうしても買い足りないものがあったので千葉と津田沼の街へ行ってきました。
千葉では駅ビルの「ペリエ」と「千葉そごう」が食品など一部の店舗を除き休業となり、高架下SCの「C・one(シーワン)」も閉まっている状況に。
その一方で「ヨドバシカメラ」や100円ショップの「ダイソー」「キャン★ドゥ」は営業されていました。
津田沼ではパルコに加えて「イオンモール」や「ヨーカドー」も食品売場などを除き休業、そしてモリシアもついにダイエーを除き休業となっており、やはり緊急事態宣言の影響は大きいと感じた次第です。
ロハル津田沼は一部のテナントが時間短縮されながら営業されており、とくにダイソーはこの状況下でも時間短縮せず午後9時までの営業とされていました。
電車はますます空いており、バスも管理人のほか若い女性2人だけという有様です。
といったところですが、2011年3月の東日本大震災発生時よりも本当に酷い状況となっており、個人的にSCが通常営業されていないほどつまらないことはありません。
1週間に1度は鉄道に乗ってどこかしらの街へ行かないと気が済まない管理人なのですが、都内やその先の街などへ行けないのもかなり辛いところです。
しかし今の状況を考えるとそれも仕方のないことでしょう。
暖かい季節を迎えたこともあり出かけたくなるのは山々ですが、SCの営業が元に戻るまでは今度から公共交通機関を使った毎週末の外出を控え、バイクでごく近場への買い物のみにするつもりです。
ちなみにバイクに乗っている間に感染することはまずあり得ないでしょう。
また、コロナが危険な状態になってからの電車も、極力空いているダイヤや車両にして、なるべく人との距離が離れた座席を選び、しかも短時間しか乗らないようにしていました。
バスはもともとガラガラで、なおかつ人との距離が少しは保てる最前列に座るようにしていたので、とくに問題はなかったと思います。
そして、出かけるときは必ずマスクをしていました。
まだまだ入手困難なマスクですが、管理人はあれからさらに買い置きしていた分が出てきたので、今でもかなり余裕があります。
もっとも、以前よりたとえ使い捨てマスクでも一度の使用では捨てず、マスク除菌スプレーをかけて何度か使うほか、外出する機会が人より少ないので長持ちするということもありますが・・・
しかし本当に何もかもがめちゃくちゃな世の中になってしまったものです。
まさかこれほど世界的に、しかも長期的に蔓延するウイルスがあろうとは・・・
まともな生活を送れていた頃がすでに懐かしく思えてくるほどです。
終息にはもはやワクチンしかないという印象で、一刻も早い開発が望まれるところですが、それまでは感染することのないよう各々がくれぐれも気をつけて乗り切るしかないでしょう。